損害保険

突発事象でイベントが中止になる。

興行を打つ側としては真っ青になるこの事態を対象にした興行中止保険という保険があるのをご存知ですか?

イベント内容により対応は様々ですが、基本はオーダーメイドの保険で組む、掛け捨てタイプの損害保険。

ほとんどの損害保険会社は、入場者などに損害を意与えた場合の『施設賠償責任保険』などと組み合わせて複数のプランを用意していますが、はっきり言って、日ごろから勉強していないと、簡単には手を出せない保険ではあります。

しかし、イザという時はいつやってくるかわからないもの。
時間があるときに勉強して必要のある損害保険であるのは確か。

 興行中止保険 東京海上日動
 興行中止保険 三井住友海上
 興行中止保険 損保ジャパン(PDF)

チョッと調てみたら、意外といろんな損保会社から出ていることがわかりました。

過失があったら保険が下りない?

オーダーメイドタイプの保険ですから、興行内容や収支の計算で保険料保険料率は大きく変わってきます。

1000人を超えるお客様を会場に入れてのイベントの場合は、収支をしっかり計算しているはずですから、それをもとに無駄の無い保険料率で契約する必要がありますね。

また、保険金の支払額も様々で、限度額が設けられていたりしますから、しっかりと確認しておきましょう。

しかし、なんといっても最大のポイントは、保険適用外の規定が意外と厳しいこと

イベント主催者に落ち度が無いことはもちろんですが、出演者(出場者)に過失があった場合の中止では、保険が適用されないことがあります。

つまり、主役が渋滞に巻き込まれて遅れたことでイベントが中止となった場合は保険適用の可能性はありますが(契約内容による)、飲酒運転で事故を起こして会場に到着できない場合などは、保険適用外となります。

なんだかこうなってくると、出演者の素行までチェックする必要が出てきますね。

ただ、公演が中止になっても、必ずしも誰もが払い戻しを求めるわけではありません。

2年前のポール・マッカートニーの公演中止では、ファンがテレビのインタビューで「チケットは記念に取っておく」ということを言っていました。

みんながそうだったら、保険に入る必要なないんですけどね